草・木によるかぶれはできるだけ早く、草木にふれた部分を水で洗い落として、赤み、はれ、かゆみを治す手当てを受けて下さい。
草や木によるかぶれの症状
皮膚炎をおこす、いわゆる「毒虫」は、いろいろな種類に分かれます。症状でいえば、痛くなるもの、かゆくなるもの、その両方を伴うものがあります。また、毒針を持つもの、毒液を分泌するもの、吸血のときに毒液を注入するもの、といったぶんるいもできます。
ここでは、日ごろわたしたちの身近にみられる「毒虫」たちを、症状別に集めてみました。被害の予防にお役立て下さい。
かゆい症状をおこす虫
アカイエカ・ヒトスジシマカ・ヌカカ・ドクガ(成虫雌)・チャドクガ(幼虫)ナンキンムシ・コロモジラミ(メス)・アタマジラミ(オス)ケジラミ・ヒトノミ・ネコノミ・ヒゼンダニ・イエダニ・ニキビダニ・ツツガムシ(幼虫)
いたい症状をおこす虫
ブユ・アブ・イラガ(幼虫)・マツカレハ(幼虫)・ミツバチ・スズメバチ・アシナガバチ・オオハリアリ・アオバアリガタハネカクシ・アオカミキリモドキ・マダニ
植物皮膚炎の多くはアレルギー性で、感作した人のみが皮膚炎になります。
ここにあげた植物をあまり恐れることはありませんが、ウルシ類、ぎんなん、トキワザクラは強い感作性があるので注意しましょう。
また、不用意に植物の汁を皮膚に付けないようにしましょう。
樹木・野草
ウルシ・ツタウルシ・ハゼノキ・イチョウ・カクレミノ・イラクサ・マムシグサ・センニンソウ・ウマノアシガタ・ナットウダイ
園芸植物
トキワザクラ・キク・アルストロメリア・スイセン・アネモネ・ナツユキソウ・ハナキリン・ディフェンバキア・キダチアロエ・サボテン
木材・植物加工品
年齢を重ねると皮膚は乾燥し、強いかゆみを感じることがあります。
最初はそれほどひどくない症状も、ついつい掻くと悪化してしまうことがえります。
皮膚のかゆみを我慢するのは、とてもつらいことです。保湿薬や乳液、クリームなどとともに、かゆみを抑える飲み薬を使うことで、かゆみをコントロールできます。
皮膚を掻くと、かゆみの主な原因物質である"ヒスタミン"がたくさんでてきて、どんどんかゆみがひどくなり、症状も悪化してしまいます。
抗ヒスタミン薬などの飲み薬を使ってかゆみを抑えることで、この悪循環を断ち切り、症状の悪化を防ぎます。
"掻く"前に、医師にご相談下さい。
かゆみを誘発する原因を取り除く
かゆいとき、かゆみ予防にひっかき防止に
アトピー性皮膚炎でお困りの方、当院にご相談下さい。
爪水虫をきちんと治すなら、飲み薬で効果的に治療しましょう。
爪水虫は、長い間、足にひそんでいた白癬菌が爪に入りこみ、足の爪が変色するなどの諸症状を引き起こす病気。40歳以上の4人に1人がかかっていると報告されています。爪が菌の温床になるため、毎年のように水虫をくり返す人も少なくありません。崩れた爪を通じて家族に感染するケースもしばしば、爪水虫を治すには、塗り薬では爪の奥まで浸透しにくいため飲み薬が効果的です。飲み薬の治療法には「パルス療法」と「連続服用法」があります。
詳しくは医師にお尋ね下さい。
爪水虫かもしれないと思われたら当院にご相談下さい。