医療法人社団 医流会 別所ヒフ科

別所ヒフ科|津市 新町の皮膚科

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よくある質問

草・木によるかぶれについて

草・木によるかぶれはできるだけ早く、草木にふれた部分を水で洗い落として、赤み、はれ、かゆみを治す手当てを受けて下さい。

草や木によるかぶれの症状

  1. ふれた部分が赤くなり、腫れたり、ぶつぶつができます。
  2. とくに顔、手、腕、くびすじ、胸などにおこりやすい。
  3. 変かゆく、時にはひりひりするような感じとなり、あつっぽくなります。
かぶれをおこしやすい 草・木の例
ハゼノキ・ヤマウルシ・ヌルデ・イチジク・イラクサ・キダチアロエ・カクレミノ・サクラソウ(トキワサクラ)
このほか、ぎんなん(いちょう実の果実)、センニンソウ、キーウィフルーツ、ニンニク、キク、クソニンジン、シソなどでもかぶれをおこす人がいますのでお気をつけ下さい。

 

虫による皮膚炎について

皮膚炎をおこす、いわゆる「毒虫」は、いろいろな種類に分かれます。症状でいえば、痛くなるもの、かゆくなるもの、その両方を伴うものがあります。また、毒針を持つもの、毒液を分泌するもの、吸血のときに毒液を注入するもの、といったぶんるいもできます。
ここでは、日ごろわたしたちの身近にみられる「毒虫」たちを、症状別に集めてみました。被害の予防にお役立て下さい。

かゆい症状をおこす虫
アカイエカ・ヒトスジシマカ・ヌカカ・ドクガ(成虫雌)・チャドクガ(幼虫)ナンキンムシ・コロモジラミ(メス)・アタマジラミ(オス)ケジラミ・ヒトノミ・ネコノミ・ヒゼンダニ・イエダニ・ニキビダニ・ツツガムシ(幼虫)

いたい症状をおこす虫
ブユ・アブ・イラガ(幼虫)・マツカレハ(幼虫)・ミツバチ・スズメバチ・アシナガバチ・オオハリアリ・アオバアリガタハネカクシ・アオカミキリモドキ・マダニ

皮膚炎をおこす植物について

植物皮膚炎の多くはアレルギー性で、感作した人のみが皮膚炎になります。
ここにあげた植物をあまり恐れることはありませんが、ウルシ類、ぎんなん、トキワザクラは強い感作性があるので注意しましょう。
また、不用意に植物の汁を皮膚に付けないようにしましょう。

樹木・野草
ウルシ・ツタウルシ・ハゼノキ・イチョウ・カクレミノ・イラクサ・マムシグサ・センニンソウ・ウマノアシガタ・ナットウダイ

園芸植物
トキワザクラ・キク・アルストロメリア・スイセン・アネモネ・ナツユキソウ・ハナキリン・ディフェンバキア・キダチアロエ・サボテン

果物・野菜
マンゴー・パイナップル・キーウィフルーツ・セロリ・ミツバ・レタス・シソ・ニンニク・タマネギ・ナガイモ

 

木材・植物加工品
ケヤキ・ベイスギ・チーク・その他の南洋材・漬物・香辛料・生薬・精油・漆細工・松脂

 

かゆい!でも掻かないで!

年齢を重ねると皮膚は乾燥し、強いかゆみを感じることがあります。
最初はそれほどひどくない症状も、ついつい掻くと悪化してしまうことがえります。
皮膚のかゆみを我慢するのは、とてもつらいことです。保湿薬や乳液、クリームなどとともに、かゆみを抑える飲み薬を使うことで、かゆみをコントロールできます。
皮膚を掻くと、かゆみの主な原因物質である"ヒスタミン"がたくさんでてきて、どんどんかゆみがひどくなり、症状も悪化してしまいます。
抗ヒスタミン薬などの飲み薬を使ってかゆみを抑えることで、この悪循環を断ち切り、症状の悪化を防ぎます。

"掻く"前に、医師にご相談下さい。

"かゆみ"対策にできること

アトピー性皮膚炎

かゆみを誘発する原因を取り除く

  1. 【汗】 汗はかゆみを誘発します。汗をかいたら、マメにふいたり早めにシャワーをあびましょう。
  2. 【乾燥】 ドライスキンのケアとして、入浴後、肌が乾く前に保湿剤をたっぷりぬりましょう。
  3. 【暖める】 熱めのフロ過度の暖房、日光には要注意。カラダがほてるとかゆくなります。
  4. 【ストレス】 イライラしたときなど、無意識にひっかいて止まらなくなってしまうことがあります。何か集中できることを見つけましょう。
  5. 【アルコール・香辛料】 アルコールや刺激の強い食べ物は、体温上昇や発汗でかゆみを誘発するので、控えめに。
  6. 【アレルゲン】 ダニやハウスダスト、花粉、ペットの毛、食べ物など、症状が悪くなるアレルゲンを知っておくことは大切です。


かゆいとき、かゆみ予防にひっかき防止に

  1. 【冷やす】 かゆいときは、フリーザーで凍らせたぬれタオルで患部を冷やすとかゆみが和らぎます。
  2. 【薬】 かゆみを抑えるのみ薬(抗ヒスタミン薬)炎症を抑えるぬり薬(ステロイド外用薬)は、医師の指示通りにきちんと
  3. 【爪】 爪をみじかく切って、強くかいても傷をつくらないように、傷口から細菌・ウィルスに感染することがあります。


アトピー性皮膚炎でお困りの方、当院にご相談下さい。

あなたの"爪"大丈夫?

爪水虫をきちんと治すなら、飲み薬で効果的に治療しましょう。

爪水虫は、長い間、足にひそんでいた白癬菌が爪に入りこみ、足の爪が変色するなどの諸症状を引き起こす病気。40歳以上の4人に1人がかかっていると報告されています。爪が菌の温床になるため、毎年のように水虫をくり返す人も少なくありません。崩れた爪を通じて家族に感染するケースもしばしば、爪水虫を治すには、塗り薬では爪の奥まで浸透しにくいため飲み薬が効果的です。飲み薬の治療法には「パルス療法」と「連続服用法」があります。
詳しくは医師にお尋ね下さい。
爪水虫かもしれないと思われたら当院にご相談下さい。